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おすすめの図書

セクシュアルマイノリティ(LGBTQ+など)について知りたい、
LGBTQに関する図書を読んでみたい。
ここではスタッフのおすすめ本の紹介と、SHIPで読める本を
調べることができます(蔵書検索は準備中です)。

スタッフのおすすめ図書

『There Goes The Gayborhood?』

Amin Ghaziani / 2014 / Prinstron University Press

ゲイタウンは歴史的にどうやって生まれ、これからどうなるのか?アメリカの「国勢調査」データと、シカゴのゲイタウンでのフィールドワークを元にして論じた社会学の本です。夜遊びを卒業した年代と、学童年齢・非白人・でトランスの子どもたちの動向は、とても興味深いです。

2022/09/19 レビュアー:Miyaken.

『ポリセクシュアル・ラヴ ひとつではない愛のかたち』

石井達朗 / 1997 / 青弓社

「ポリセクシュアル」の「ポリ」とは、”複合的”なという意味を持つ言葉です。世の中の出来事は、男-女、女-女、男-男といったカテゴライズの外側にも広がっているものです。写真や映画といった芸術作品を切り口に、そういった「広がり」に触れられる1冊です。

2022/09/05 レビュアー:Neon

『パパは女子高生だった』

前田良 / 2019 / 明石書店

2013年、女性として生まれ戸籍を変更した夫とその妻がAID(非配偶者間人工授精)でもうけた子に最高裁は『法的な父子関係』を認めた。女性として生まれパパになった男性の小さいときの話から、結婚して家族を築くまでの話が2人の間に生まれてきた子ども視点で描かれる。妻の視点で語られているパートもあるので、当事者だけでなくパートナーにもオススメの一冊。

2022/08/26 レビュアー:拓人

『こっちむいて!みい子(35)(ちゃおコミックス)』

おのえりこ / 2021 / 小学館

自分が小学生の時に、こんなマンガが読みたかった!主人公の同級生、トランスジェンダーのなつきが登場するお話がのっています。なつきの気持ちや、友だち、家族、周りの人たちの反応や思いが丁寧に描かれています。なつきが自分らしくいるために、少しずつ周りに伝えたり、周りも色んな事を考えたり。自分がLGBTQかも…と思っている子にはもちろん読んでほしいし、そうでない子にも読んで、友だちにこういう子がいるんだという事を知ってほしいです。ちなみに36巻にも、なつきの別のエピソードが出てきますよ。

2022/08/26 レビュアー:翠

『きのう何食べた?』

よしながふみ / 2007 / 講談社

弁護士のシロさんと美容師のケンジのゲイカップルの日常を描いたよしながふみさんの漫画です。2007年から連載が始まってドラマ化、映画化もした作品。ゲイの日常、家族、職場、コミュニティのすべてがリアルで、作中も同じ様に時間が経過するのでライフステージごとのテーマも参考になります。笑いあり涙あり、ちょっと毒のある世界観もおすすめポイントです。

2022/08/26 レビュアー:ビタミン