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講座「映画『ブルーボーイ事件』公開によせて―『事件』の本質を考える」

2025.11.08

日本のトランスジェンダー史を語る上で重要で、切り離すことができない「ブルーボーイ事件」。

この事件は、1965年、オリンピック景気に沸く東京で起きた。
街の浄化を目指す警察は、街に立つセックスワーカーたちを厳しく取り締まっていた。ただし、ブルーボーイと呼ばれる、性別適合手術を受け、身体の特徴を女性的に変えた者たちの存在が警察の頭を悩ませていた。戸籍は男性のまま、女性として売春をする彼女たちは、現行の売春防止法では摘発対象にはならない。そこで彼らが目をつけたのが性別適合手術だった。
警察は、生殖を不能にする手術は「優生保護法」(現在は母体保護法に改正)に違反するとして、ブルーボーイたちに手術を行っていた医師の赤城を逮捕し、裁判にかける。

事件から60年経ち、ようやく映画になり11月14日から全国公開される。

映画公開によせて、「ブルーボーイ事件」の本質は何だったのか、またトランスジェンダーにどのような影響を与えたのかを、トランスジェンダー女性であり性社会文化史研究者の三橋順子さんから話を伺います。

 

講 師: 三橋 順子 氏(性社会文化史研究者)

日 時: 2025年11月22日(土)12:20〜13:20

会 場: かながわ県民センター 604号室

参加費: 無料

定員: 20名

対象者: トランスジェンダーに理解のる方

参加申込 こちらから申し込みしてください。

11月21日20時まで

注意事項: 当日は映画上映はありませんのでご注意ください。

映画「ブルーボーイ事件」
11月14日から全国公開
https://blueboy-movie.jp/

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