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9月1日の朝へ

2025.10.17

すみません、LGBTQの枠、超えちゃいました。全ての若者、そして全ての大人に読んで欲しい、悩める家族のお話。

ルッキズム全開の友も含め周囲への優しさの塊のような智親。ストレートな言動で急にいじめの対象になった民。メンタルマッチョの善羽を襲う哀しい現実。そして性別がわからなくなったけどとりあえず「自分」に素直に生きようとする武蔵。

個性だけでもみんなバラバラ。感じ方も、ぶつかる壁も、みんなバラバラ。苦しさとか比べてもしょうがなくて、みんな辛い経験から学び、成長し、そして素敵な人になっていく。

性別なんてさ、その程度のもんなんだよ。本人にとっては今、それが一番深刻な問題で、それでイッパイイッパイなんだけど、でも、性別に悩みが無い人も性別以外の事でイッパイイッパイだったりするわけで、それって別に特別でもない普通のことじゃない?

大事なのは、そこから自分を見つけ、精一杯生きていくこと。そして、そういう人たちを大事にできる人になること、なんじゃないかなと思える、思ってほしい、そんな一冊。

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